手帳の使い方シリーズ-その1-「目標達成ツール」
こんにちは。
手帳といえばスケジュール管理。
一昔前は当たり前だったことも、現代ではスマホなどのデジタルツールが普及してきたことにより選択肢が増えてきています。
では手帳は役目を失ったのかというとそうではありません。
手帳は仕事や学生生活をより豊かにするために、スケジュール管理以外の様々な使い方があります。
今回は使い方をご紹介しましょう!
目標達成のツールとして
手帳は、自分の目標を具体化し、達成するための計画を立てるのに最適なツールのひとつです。
これは手帳が手書きということも関係しています。
前回の記事で手書きのメリットをご紹介しましたが、そのメリットが目標達成において非常に役に立ちます。
手書きは記憶への定着度が高く、目標達成の成功率がグッとあがります。
では、目標達成へのステップをご説明しましょう!
1.目標の具体化
まず、達成したい目標を明確にします。
このとき、「英語を流暢に話せるようになりたい」「年間で10キロ減量する」といった、具体的で測定可能な目標を設定することが重要です。
目標が明確であればあるほど、計画を立てやすくなります。
また、高すぎる目標を設定するのもやめておいた方がいいでしょう。
例えば一般人である私が「100メートルを9秒台で走れるようになりたい」「1年で年収を100億円にする」といったものです。(なれるものならなりたいですが、現実的にはかなり厳しいですね…)
なぜなら高すぎる目標は目標達成までにモチベーションの維持が難しく、途中で挫折する危険性が高いからです。
目標は自分が頑張って届く範囲で設定するのが良いでしょう。
2.目標を分割する
大きな目標を達成するためには、それを小さなステップに分割することが効果的です。
野球選手のイチロー選手が2004年にメジャーリーグの年間編んだ記録を破った時の会見でこんなことを仰っていました。
「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
さすが、イチロー選手。良いこと言いますね!
先の例である「英語を流暢に喋れるようになりたい」の例でいくと
・基本的な文法をマスターする
・日常会話ができるようになる
・ビジネス英語を理解する
などですね。
目標をより達成しやすい目標に分割することで、目標への道が分かりやすくなり、モチベーションの維持にも役立ちます。
3. 行動計画を立てる
各ステップを達成するために必要な行動を計画します。
例えば先の例だと
・基本的な文法をマスターする
⇒・文法の教科書を1冊選び、毎週1章ずつ勉強する。
・オンラインの文法クイズやアプリを使って、学んだ文法規則を定期的に復習する。
・日記や短い文章を英語で書き、文法の使い方を実践する。
・日常会話ができるようになる
⇒・日常会話用のフレーズブックを使って、基本的な表現を覚える。
・オンライン英会話教室に参加し、週に1回は英語での会話練習をする。
・通勤時間に英語の動画やポッドキャストを聞いて、リスニング力を鍛える。
といった具体的なアクションを計画に含めます。
4.進捗確認と再設定
目標達成のためには、定期的に進捗をチェックし、必要に応じて計画を調整することが重要です。
週末や月末には成果を振り返り、何が達成できたか、何が課題として残っているのかを記録しましょう。
モチベーション維持のために小さな目標た達成出来た際は自分にちょっとしたご褒美をあげるのもいいかもしれません。
好きなお菓子を食べる、映画館で映画を見る、など個人の好みに合わせてみてください。
また、進捗確認の達成度合いによっては、行動計画を見直す必要も出てくるでしょう。
そんな時は「自分で設定したことも出来ないダメなやつだ…」とクヨクヨせずに、柔軟に対応することが重要です。
「人生楽ありゃ苦もあるさ」とどこかの副将軍様も言っていたように、コツコツ積み上げていくことが大事です。
やはり継続こそが力なり。それこそが目標達成の最大のコツです。
まとめ
いかたでしたでしょうか。
みなさまの目標達成において少しでも参考になれば嬉しいです。
少し長めになってしまったので、今回は目標達成としての使い方のみのご紹介となってしまいました。
その他にも、プライベートでの使い方、ビジネスでの使い方など、色々ご紹介していきたいと思います。
手帳製作についてのご相談・ご質問は吉澤晃文堂までお問い合わせください。