生徒手帳・学生手帳の意義
生徒手帳・学生手帳は生徒の顔写真を貼って在籍証明としての役割を持っています。また、校則や学校行事などを記載することが多いようです。スケジュールを書くスペースもありますが、実際は単なる身分証明としてしか使われていない、というのが現状でしょう。
私自身の学生時代を思い返して見れば、たしかに生徒手帳に何かを書き込んだ記憶はありません。ちゃんと使ったのは定期券を買う時くらいでしょうか。あとは、家の片付けなどをした時にたまたま見つけて昔の写真を見て懐かしんだり。。。
そこで!生徒手帳がもっと実用的に使われるようなアイデアを考えてみました。
生徒手帳・学生手帳のアイデア
サイズを考える
従来の生徒手帳サイズでは記入欄が小さすぎるため予定が書ききれないことがあります。かといって大きすぎるのは毎日携帯するのに不向きです。実用性と携帯性を考えるとA6サイズ~B6サイズが良いでしょう。ポケットに入らないから、というご意見もあると思いますが、その場合は生徒手帳とは別に生徒証明書をカード化するなど、役割を分けてみてはどうでしょうか。
内容を考える
生徒手帳には色々な内容が記載されていますが、記載したい内容が多すぎるとそこにページ数を取られて手帳が重くなり、実用性の乏しいものが出来上がります。本文にはカレンダーや手帳の使い方を記載し、スケジュールとしての機能以外はQRコード等で閲覧できるようにすれば軽い手帳が作成可能です。
また、印刷するページも少なくなるため費用の節約になり、もし内容の変更が発生した場合でも簡単に修正できます。
レイアウトを考える
手帳のレイアウトはいくつかありますが、どのようなレイアウトが使いやすいでしょうか。オススメはマンスリー+週間バーチカルです。マンスリーは学校行事や重要な日程を記入します。マンスリー型にすることで一目で1ヶ月の予定が把握できます。
週間バーチカルには学習予定や学習記録を記入します。記録を残すことで自分の時間の使い方を客観的に見ることが出来るようになります。また、手書きのため自由度も高く、モチベーションアップにも繋がります。
使い方を考える
せっかく作る手帳ですから、良い利用方法も考えたいところです。例えば先輩が新入生へ手帳の使い方をレクチャーする等の交流の機会を設けたり、手帳の使い方発表会を行ってより良い使い方を生徒達自身に見つけてもらう、などです。学生生活が終わり社会に出れば、スケジュール管理や目標達成管理を行う場面が出てきます。学生時代から手帳の使い方を学んでいれば、先々必ず役に立つでしょう。
いかがでしたでしょうか。
生徒手帳の活用方法まとめてみました。
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